ニュージーランドは多様な気候を持つ国で、一年中何らかの旬の果物が楽しめます。さらにNZにはフィジョア・タマリロなど、日本ではほとんど見かけない固有の果物があります。スーパーや路傍の直売所で旬の果物を買って食べるのは、NZ生活・旅行の醍醐味のひとつです。
NZ固有のフルーツ
フィジョア(Feijoa)
NZ(とその周辺)でしか広く栽培されていない独特の果物。旬は3〜6月(秋〜冬)です。緑色の楕円形の果実で、中は白くクリーミーな果肉が入っています。
味はグアバとパイナップルの中間のような、甘くて複雑な香りが特徴。「食べてみないと説明できない味」とよく言われます。
食べ方:半分に切ってスプーンで果肉をすくって食べます。お店やカフェではフィジョアジュース・フィジョアジャム・フィジョアクランブルなどのスイーツでも楽しめます。
旬の時期には近所の家庭が余ったフィジョアを道端の箱に「Free - help yourself(自由にどうぞ)」と置いていることがあります。NZのお裾分け文化の典型的な光景です。
タマリロ(Tamarillo)
ナス科の植物で、日本では「木立ちトマト」とも呼ばれます。旬は5〜10月(秋〜冬)。赤やオレンジ色の卵形の果実で、独特の酸味と甘みが特徴。
食べ方:皮は苦いので食べません。半分に切って砂糖をかけてスプーンで食べるか、ジャム・チャツネに加工します。ヨーグルトやアイスクリームと一緒に食べるのも美味しい。
パッションフルーツ(Passionfruit)
NZでも広く栽培されるトロピカルフルーツ。紫色の丸い果実を半分に切ると、種の周りにゼリー状の果肉が詰まっています。爽やかな甘酸っぱさが特徴で、そのまま食べても、ヨーグルト・スムージー・ケーキのトッピングにも使われます。旬は3〜5月頃。
定番フルーツとその旬
キウイフルーツ(Kiwifruit)
言わずと知れたNZの代表フルーツ。緑色のグリーンキウイと、甘みが強いゴールドキウイ(Zespri SunGold)があります。旬は5〜11月。特にゴールドキウイは日本でも人気ですが、産地NZで食べると格別の美味しさです。スーパーで袋売り(6〜8個入りNZ$3〜5)で購入できます。
りんご・なし
中央オタゴ・ホークスベイが主産地。旬は2〜6月(夏〜秋)。Royal GalaやPink Lady、NZ固有品種のEnvy・Jazzyなど多種多様な品種が楽しめます。産地直送のりんごはジューシーで甘く、日本のりんごとはまた違う美味しさ。
桃・プラム・ネクタリン
旬は12〜3月(夏)。NZの夏の果物の代表格で、スーパーや市場で旬の時期には安く大量に並びます。特に南島産の桃は甘くてジューシー。夏にNZを訪れたら必食です。
ブルーベリー
旬は12〜3月(夏)。NZは良質なブルーベリーの産地で、夏の時期はパック売りが安く大量に手に入ります。
果物の買い方
NZで旬の果物を手に入れる方法:
- スーパーマーケット:Woolworths/New Worldの青果コーナー。旬の果物は比較的安い
- ファーマーズマーケット:ウェリントンのHarbourside Market(日曜朝)は地元産の果物・野菜が揃う
- 路傍の直売所:地方を旅行中、農家が道端で直接販売していることがある。新鮮で安い
- PYO(Pick Your Own)農園:果物狩りができる農園。特にストロベリー・ブルーベリーが人気
季節カレンダー
| 季節 | 月 | 旬の果物 |
|---|---|---|
| 夏 | 12〜2月 | 桃・プラム・ネクタリン・イチゴ・ブルーベリー |
| 秋 | 3〜5月 | りんご・なし・フィジョア・パッションフルーツ・キウイ |
| 冬 | 6〜8月 | タマリロ・柑橘類・キウイ |
| 春 | 9〜11月 | 柑橘類(橙・レモン)・アボカド |
フルーツをお土産に
NZの果物を日本へのお土産にする場合、生の果物は日本の植物検疫で没収されます。加工品(ジャム・乾燥フルーツ・ジュース)なら大丈夫です。キウイフルーツのドライフルーツや、フィジョアジャムはNZらしいお土産として喜ばれます。
旬のフルーツを旅先で食べる喜びはひとしおです。NZに来たら、スーパーやマーケットで季節の果物を探してみてください。
