四方を海に囲まれた島国ニュージーランドは、豊かな海の幸に恵まれています。しかしスーパーに並ぶ魚を見ると、日本人には馴染みのない名前ばかり。「タラキヒって何?」「ホキはどんな味?」と戸惑う方も多いはずです。この記事では、NZでよく見かける魚介類を詳しく紹介します。
NZの魚介類が美味しい理由
NZの海域は南極から流れ込む冷たいクリーンな海流と、温暖な海流が交わるエリア。この豊かな海洋環境が多様な魚介類を育てます。また漁業規制が厳格で、持続可能な漁業が実践されているため、魚の質が高いのも特徴です。
NZの定番魚:タラキヒ(Tarakihi)
NZで最もポピュラーな白身魚のひとつがタラキヒです。見た目は少しパーチに似た中型の魚で、淡白でクセがなく、日本人の口に合いやすい味わいです。
フィッシュ&チップスのフィッシュとして定番で、ムニエル・フライ・蒸し料理など何にでも合います。スーパーでは切り身で販売されていることが多く、1パック(300〜400g)でNZ$10〜15程度。
ホキ(Hoki)
ホキはNZの深海魚で、世界最大規模の漁獲量を誇ります。実は日本のマクドナルドのフィレオフィッシュにも使われている魚。淡白な白身で骨が少なく、食べやすいのが特徴です。
価格がリーズナブルなのも魅力で、スーパーでは冷凍切り身が安く手に入ります。フィッシュ&チップスにも使われますが、タラキヒより少し食感が柔らかめです。
Mt Vic Chipperyではタラキヒとホキどちらかを選べますが、個人的にはホキのほうが柔らかくてビール衣との相性が抜群でした。
グルーパー(Groper / Hāpuku)
ハプク(Hāpuku)とも呼ばれるNZの高級魚。グルーパーの一種で、身がしっかりしていて旨味が強く、日本でいえばクエや高級魚に相当します。レストランのメニューに登場することが多く、フィッシュ&チップスより「ちゃんとした魚料理」として提供されることが多いです。
価格は他の白身魚より高め(切り身1枚NZ$20〜30程度)ですが、食べる価値は十分あります。
カワハギ系:テレカウ(Terakihi)とフラウンダー(Flounder)
フラウンダー(カレイの一種)もNZの海岸沿いでよく獲れる魚で、日本人には馴染みやすい形状。スーパーでも手に入ることがあります。
ニュージーランドサーモン(King Salmon)
南島のマールボロサウンズや南部のサウスランドで養殖されるキングサーモン(チヌーク・サーモン)は、NZが世界に誇る高級魚介類のひとつです。脂の乗りが良く、刺身や寿司で食べると絶品。
日本でもNZ産キングサーモンは高級寿司店で使われており、NZで食べると鮮度・品質ともに格別です。スーパーでも切り身が購入できます(NZ$20〜35程度)。
ブルアビロン(Bluff Oyster / ブラフオイスター)
NZ最南端のブラフ(Bluff)で採れるブラフ・オイスターは、世界最高峰の牡蠣とも称される超高級品。旬は3月〜8月で、この時期にウェリントンのシーフードレストランに行くとメニューに登場することがあります。
大ぶりで濃厚な味わい、クリーミーさと磯の香りのバランスが絶妙。1個NZ$5〜8程度と高価ですが、一度は食べてみてほしい逸品です。
パウア(Paua / アワビ)
パウアはNZのアワビです。日本のアワビとは少し品種が異なり、身が黒いのが特徴。刺身・バター焼き・フリッターなど様々な調理法で楽しめます。殻が美しい虹色で、アクセサリーや土産物としても人気があります。
スーパーでの買い物術
スーパーの鮮魚コーナーで魚を選ぶコツ:
- 切り身は「Today's Catch」または「Fresh」表示のものを優先
- 冷凍コーナーにはホキ・タラキヒの大容量パックがあり節約に
- シーフードミックス(冷凍)はパスタやシチューに便利
- 缶詰(マグロ・サーモン・サーディン)もNZ産の品質が高い
シーフードレストランのおすすめ
ウェリントンでシーフードを楽しむなら、ウォーターフロントエリアのレストランがおすすめ。「Ortega Fish Shack」「Boulcott Street Bistro」などが地元でも人気のシーフードレストランです。
日本人の口に合うNZの魚は多いので、旅行中・滞在中にぜひスーパーや地元のシーフードレストランで試してみてください。
