ウェリントンが「映画の街」と呼ばれる最大の理由が、特殊効果スタジオ Weta Workshop(ウェタ・ワークショップ)の存在です。『ロード・オブ・ザ・リング』や『アバター』をはじめ、数々の名作の小道具・造形・特殊効果を手がけてきました。一般向けの見学ツアーやワークショップも開催されており、映画好き・ものづくり好きなら一度は訪れたいスポットです。
行き方(CBDからのアクセス)
Weta Workshopはウェリントン中心部(CBD)から少し離れたミラマー(Miramar)地区にあります。CBDからはWellington駅やCourtenay Placeから、ミラマー行きのバス(2番が頻繁に運行)に乗り、「Miramar Shops」付近のバス停で降りれば徒歩数分です。車なら20分ほど。人気のワークショップは完売することもあるため、ネットでの事前予約がおすすめです。
Weta Cave 見学ツアーの様子
定番は45分ほどの見学ツアー。受付で予約画面を見せてレシートを受け取り、時間になるとスタッフが参加者を案内してくれます。ツアー中は一部を除き写真撮影は禁止です。
見どころは、製作の工程や技術についての解説。現在はCGでいくらでも小道具を作れる時代ですが、俳優の演技にリアリティを出すため、重量感や素材の本物らしさにこだわって造形しているという話が印象的です。試作段階では身近なキッチン用品を造形のアイデア出しに使うこともあるそうで、現場ならではの工夫が垣間見えます。スタッフは早口ですが、好きな映画の裏話や素材・技術について質問すると快く答えてくれます。
ツアー最後の部屋では、実際に制作された武器や装備、キャラクター模型に触れることができます。動物の皮膚や毛を使ったリアルな質感は必見。出口のショップには、映画の大型フィギュアなど本格的なグッズも並びます。
予備知識がなくても楽しめる
『ロード・オブ・ザ・リング』を観たことがなくても、ものづくりの裏側として十分に楽しめる内容です。Te Papa博物館のガリポリ展示(後述)もWetaが制作を手がけており、ウェリントンではあちこちでその技術力に触れられます。
